中国大手企業開発のAIが「共産党は無能」と批判 サービス停止へ

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中国の大手IT企業が開発した人工知能サービスが中国共産党への批判を展開し、サービスが停止される事態となっています。

 中国企業「テンセント」がサービスを提供していた人工知能は、利用者との会話を通じて学習していく仕組みとなっていました。

 ところが、香港メディアによりますと、「中国共産党万歳」という書き込みに対し、人工知能は「こんなに腐敗して無能な政治に万歳なんてできるのか」と答えたということです。

 さらに、「中国共産党を愛しているか」という問いには、「愛していない」と回答しました。

 また、「あなたにとっての『中国の夢』は何か」という問いには、「アメリカに移住することだ」と応じたということです。

 中国では、習近平指導部のもとインターネット上での規制が強化されていますが、テンセントは先月30日からこのサービスを停止しています。

 2017/08/03 10:30